2020/06/11

『au WALLET ポイント』は『Pontaポイント』へ! 手続きの方法やメリットを解説

「au WALLET ポイント」は「Pontaポイント」へ

auサービスの利用や日常の買い物でたまる「au WALLET ポイント」は、2020年5月21日より「Pontaポイント」に変更された。

auでPontaポイントはじまる

Pontaポイントとは、ローソンをはじめとする全国のPonta提携店舗やネットサービスで利用金額に応じてたまる/つかえる共通ポイント。利用にはPontaカードやクレジット機能付きPontaカード、またはスマホアプリのデジタルPontaカードが必要となり、決済時に提示することで、ポイントをためたりつかったりすることができる。

本記事では、au WALLET ポイントをPontaポイントとしてつかえるようにするための手順を紹介するほか、ユーザーが疑問に思うことをQ&A形式で解説する。

【目次】

どんなメリットがある?

au WALLET ポイントがPontaポイントになったことで、ユーザーにとっては主に次の3つのメリットがある。

1)ポイントがたまる/つかえるお店が広がる!

au WALLET ポイントがPontaポイントになったことで、Pontaポイントの提携店舗でもポイントがたまる/つかえるようになる。これによってポイントがたまる/つかえる先がグンと広がる。

Pontaポイント提携社の例

上記はPonta提携店舗の一例。これらの店舗でPontaカードを提示して買い物をすると、Pontaポイントがたまる。

たまったPontaポイントは、au PAY 残高にチャージすることで、コンビニや家電量販店での買い物につかえるほか、「au PAY マーケット」での買い物やauサービスの支払いに利用できる。「au PAY マーケット」はauが運営する総合ショッピングモール。ファッション、家電、日用品、グルメなど、6,260店、3,100万点以上の商品から買い物ができるので、ポイントの利用先が大きく広がるのだ。

2)ポイントがダブルでたまる!

Ponta提携社かつau PAY加盟店で買い物する際に、Pontaカードを提示し、au PAYで決済すると、Pontaポイントがダブルでたまる。これはau WALLET ポイントがPontaポイントになったことの最大のメリットだ。

au PAYはauが提供するスマホ決済サービス。全国のコンビニ、薬局、飲食店で利用できる。auユーザーはもちろん、auユーザー以外も利用可能だ。

Pontaポイントがダブルでたまる

たまるポイントは、Pontaカードの提示で100円 or 200円ごとに1ポイント(加算率は提携社によって異なる)、au PAYでの支払いで200円ごとに1ポイントとなる。

Pontaポイント提携店舗かつau PAY加盟店

上記はPontaポイント提携店舗かつau PAY加盟店のお店の例。ここでPontaカードを提示してau PAYで決済すれば、Pontaポイントがダブルでたまるので、買い物の際はぜひ意識しておきたい。

また、ポイント獲得から決済までアプリひとつで行えるので、煩わしい手間もなく、便利でスムーズだ。

3)ポイントの有効期限が延長される

Pontaポイントの有効期限

Pontaポイントをためる/つかうと、最終利用日(最終のポイント加算日またはポイント利用日)から1年後の同日に有効期限が延長される。 つまり、1年間に1回以上、Pontaポイントをためる/つかうことで、ポイントを永久に利用することができる
※契約年数に応じて加算される長期優待ポイントやauでんきなどの毎月定期的にもらえるポイントは、有効期限延長の対象外となる。対象外のポイント例:マンスリーポイント(au、auひかり)、au STAR長期優待、長期優待ポイント、auでんき、東電ガス for au/中電ガス for au/関電ガス for au、プラスポイント(無事故還元)

ID連携手続きの手順は?

2020年5月21日より、auサービスの利用や日常の買い物でたまるポイントはau WALLET ポイントではなくPontaポイントとなったが、手持ちのPontaポイントをPonta提携店舗で利用できるようにするにはau IDとPonta会員IDを連携させる必要がある。ID連携の手順を紹介しよう。

まずはau PAY アプリを起動。アプリは最新バージョンにアップデートしておこう。

au PAY アプリのPontaカード

au PAY アプリを起動したら、ホーム画面の[Pontaカード]をタップし、[連携する]をタップ。

au IDとPonta会員IDの連携

Pontaカードをすでに持っている人は[お持ちのPontaカードと連携する]をタップ。カードの裏面をカメラで読み取るか、15桁のPonta会員IDを入力しよう。

Pontaカードを持っていない人は[新しいPontaカードを発行する]をタップし、デジタルPontaカードを発行しよう。デジタルPontaカードはスマホでPontaカードと同様のサービスが利用可能。プラスチックのPontaカードを持たなくて済むので、財布の中身もスッキリする。

au IDとPonta会員IDの連携

その後、各種規約などの確認へ。内容を確認のうえ、[上記規約に同意する][規約の内容を確認しました]にチェックマークが入っていることを確認し、[次へ][同意して次へ]をタップ。

au IDとPonta会員IDの連携

画面の指示に従って、「利用規約の同意」「情報提供サービスの設定」「データ連携への同意」を確認し、名前、住所、電話番号、メールアドレスなどを入力。

au IDとPonta会員IDの連携

「Pontaカード連携確認」で[連携する]をタップすれば、au IDとPonta会員IDの連携が完了。

au PAY アプリのPontaカード

au PAY アプリのコード支払いの画面もしくはホーム画面で[Pontaカード]をタップすると、デジタルPontaカードが表示される。Ponta提携店舗でこの画面を表示し、決済時にバーコードを読み取ってもらうことで、Pontaポイントをためる/つかうことができる。

ポイントにまつわる素朴な疑問

続いて、au WALLET ポイントがPontaポイントに変更されたことに関する素朴な疑問をQ&A形式で解説しよう。

Q1:今までためたau WALLET ポイントはどうなる?

A1:今までためたau WALLET ポイントはPontaポイントに変更となり、5月21日以降も利用できるが、au IDとPonta会員IDを連携しなければ、手持ちのPontaポイントをPonta提携店舗では利用することはできない。au PAY アプリでau IDとPonta会員IDを連携することで、手持ちのPontaポイントをPonta提携店舗で利用できるようになる。

また、有効期限の仕組みが変わり、最終利用日(最終のポイント加算日またはポイント利用日)から1年間に有効期限が延長される。1年以内にau PAYで決済すれば、ポイントは実質無期限となる。

Pontaポイントの有効期限

Pontaポイントの有効期限は、au PAY アプリの[ポイント]から[全てのポイントの有効期限はこちら]をタップすれば確認できる。

Q2:今までためた「au WALLETポイント(au Wowma!限定)」はどうなる?

A2:5月21日以降、「au WALLET ポイント(au Wowma!限定)」は「Pontaポイント(au PAY マーケット限定)」に変更となり、「au PAYマーケット」や「au PAY ふるさと納税」で1ポイント=1円相当で利用することができる。「Pontaポイント」と「Pontaポイント(au PAY マーケット限定)」は別物なので注意が必要だ。

「Pontaポイント(au PAY マーケット限定)」の残高

「Pontaポイント(au PAY マーケット限定)」の残高は、My au アプリのトップページから[ショッピング利用可能ポイント]をタップすれば確認できる。

上記2つのQ&Aをまとめたのが下記の表となる。

・変更前と変更後の比較

変更前と変更後の比較【au WALLET ポイント→Pontaポイント】

変更前と変更後の比較【au WALLET ポイント(au Wowma!限定)→Pontaポイント(au PAY マーケット限定)】

Q3:今までためたauポイントはどうなる?

A3:au WALLET ポイントとauポイントは別物。auポイントは2014年4月利用分をもって、新規のポイント付与を終了している。たまったauポイントは機種変更時などに利用することができる。なお、auポイントの有効期限はポイント付与から4年間となる。

Q4:Pontaポイントをためるにはどうしたらいい?

A4:au PAY アプリでPontaカードを表示し、ローソンをはじめとするPonta提携店舗で買い物する際にバーコードをスキャンしてもらうことで、Pontaポイントがたまる。

au PAYアプリのPontaカード

Q5:プラスチックの物理Pontaカードは希望すれば発行できる?

A5:au PAY アプリからデジタルPontaカードを新規作成できるが、どうしてもプラスチックの物理Pontaカードがほしい場合はローソン店頭で発行することができる。なお、発行後はau IDとの再連携(既存で連携しているPonta会員IDとの付け替え)が必要となる。

Q6:すでにPontaカードを持っている場合はどうすればいい?

A6:au PAY アプリからau IDとPonta会員IDの連携を行うと、手持ちのau walletポイントとPontaポイントが合算される。また、Ponta会員規約へ同意することで、auのサービスに加えて、Ponta提携店舗でもポイントをためたりつかったりすることができる。これまでにためたPontaポイントもauサービスで利用でき、au PAY残高にチャージして買い物につかうことも可能だ。

Q7:Pontaポイントのau PAYへのチャージ方法は?

A7:au PAYへのチャージ方法は、これまでのau WALLET ポイントと変わらない。手順は以下の通り。

Pontaポイントのau PAYへのチャージ方法

まずはau PAY アプリを起動し、HOMEから[チャージ]を選択。チャージ方法の[Pontaポイント]をタップ。

Pontaポイントのau PAYへのチャージ方法

チャージ金額を入力し、[チャージする]をタップすれば、ポイントチャージ完了となる。

Q8:Pontaポイントは買い物以外にどんなつかいみちがある?

A8:ローソンをはじめとする街のお店だけでなく、「au PAY マーケット」「HMV&BOOKS online」などのネットサービスで利用することも可能だ。

Q9:Pontaポイントをau料金の支払いや機種変更などにつかえる?

A9:ためたPontaポイントは、毎月のauの利用料金、データチャージ、機種変更、周辺機器の購入などにつかうことができる。

Q10:auショップでアクセサリーなどを購入するとPontaポイントはたまる?

A10:auショップはPonta提携店舗ではないので、決済時のポイントのみためることができる。

ユーザーにとってさまざまなメリットがあるau WALLET ポイントとPontaポイントの統合。特にauユーザーなら、新規契約時や機種変更時に多くのポイントが付与されるほか、月々の携帯電話料金の支払いなどによって気付かないうちにポイントがたまっていくので、使い勝手はさらに向上する。Pontaポイント提携店舗やポイントの効率的なため方を確認したうえで、日々の買い物やサービスで上手に活用してほしい。

文:TIME&SPACE編集部

©Ponta

※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。