2019/11/22

秘境駅にも電波は届く?『秋田内陸縦貫鉄道』を乗り鉄アイドル伊藤桃が調べてきた

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秋田内陸縦貫鉄道「阿仁合」駅

都会の喧騒から離れて非日常の感覚を味わえる「秘境駅」の旅。秘境駅とは、まわりに民家が少なく、利用者が少ない鉄道駅のことで、人里離れた山奥や野原の風景の中にポツンと建つ駅の雰囲気ある佇まいが多くの人を魅了している。

そんな場所に訪れたら、写真を撮ってすぐに友人に送ったり、SNSにアップしたりしたくなるもの。そこで気になるのが、秘境駅でもauの電波はきちんと届いているのか? というところだ。

今回も、JR全線を完乗し、全国の秘境駅を知り尽くしている乗り鉄アイドルの伊藤桃ちゃんに案内してもらい、秋田県を南北に横断し無人駅も多数存在するという『秋田内陸縦貫鉄道』に乗車し、各駅での電波状況を調べてきました。

さて、auの実力やいかに!?

秋田内陸縦貫鉄道「角館駅」外観 「角館駅」からスタート。レトロな駅外観にも注目

桃「「1年前に秋田内陸縦貫鉄道に乗ったときは緑いっぱいの田園風景が広がっていましたが、今回は紅葉の見頃なので、テンションが上がっています! 吊り橋や紅葉、マタギ文化の面影を残す素敵なポイントがいっぱいある素敵な路線です」」

秋田内陸縦貫鉄道とは?

秋田内陸縦貫鉄道は、秋田県仙北市の鷹巣(たかのす)駅から北秋田市の角館(かくのだて)駅を結ぶ全長94.2km、29駅をつなぐ路線だ。

桃「「秋田にはもともと、1934年開業の阿仁合線と、1970年開業の角館線が別々に運行していて、一時期は廃線の危機もあったのですが、1986年に第三セクターとしてスタートし、1989年に両線をつなぐ新区間(比立内駅〜松葉駅)が開通して現在の路線になったんですよ」」

出発を前に、秋田内陸縦貫鉄道の歴史を教えてくれる桃ちゃん。路線沿いを彩る四季折々の自然が秘境駅ファンの注目を集めている秋田内陸縦貫鉄道だが、沿線住民の人口減少やマイカーの普及など、鉄道の利用者数は年々減少していっているという。

桃「「秋田内陸縦貫鉄道は、地元の人と鉄道会社が一丸となって沿線を盛り上げているんです。たとえば、急行列車に観光案内やお土産などの物販を行うアテンダントが乗車したり、車窓から見えるところに田んぼアートやかかしアート、列車に乗りながら地元のお酒やグルメが楽しめる『イベント列車』の運行など、さまざまなヒット企画を打ち出しています。近年は海外からのインバウンドの需要も大幅に増えているんですよ!」」

江戸時代に栄えた武家屋敷の名残がある角館駅からスタート

秋田内陸縦貫鉄道の角館駅

旅のスタートは角館(かくのだて)駅から。

桃「「角館駅周辺は江戸時代に栄えた武家屋敷が公開されていたりして、風情がある街並みが美しいんです。発車時刻まで駅周辺を散策しましょう」」

角館駅の周辺を散策しながら、お土産屋さんで地元の名産「西明寺栗(さいみょうじぐり)」をトッピングした栗ソフトクリームをパクリ。西明寺栗は赤ちゃんの握りこぶし大という大ぶりなサイズが特徴の品種。桃ちゃんは旬の栗を食べて大満足!

秋田内陸縦貫鉄道の角館駅周辺

散策を楽しんだあとは、切符を買っていよいよ駅構内へ。そしてさっそく駅員さんから情報収集。

桃「「秋田内陸縦貫鉄道の車両のカラーは赤、橙、黄、黄緑、水色、紺、紫の7色あって、虹色がコンセプトになっているんです。ちなみに、角館駅から比立内(ひたちない)駅までの区間は最高時速85kmで運行するんですって!」」

秋田内陸縦貫鉄道の角館駅

桃「「角館駅はJR秋田新幹線『こまち』とローカル線の『秋田内陸縦貫鉄道』が並んでいるところが見られるマニア垂涎のスポットですよ!」」

秋田内陸縦貫鉄道の角館駅構内

列車のボディにはさりげなく秋田犬もあしらわれている。これを見たら、秋田犬を飼っているフィギュアスケートのザギトワ選手もうれしくて4回転ジャンプしちゃうかも??

それでは、列車に乗り込み、出発〜!

秋田内陸縦貫鉄道の角館駅

県内一の標高の高い駅で最初の下車

秋田内陸縦貫鉄道の戸沢駅

最初に下車したのは標高315mの位置にあり、県内一標高が高い戸沢駅。ホームを降りると田んぼが広がり、目の前は山。ホーム左手はトンネルになっていて線路すら見えなくなってしまう秘境駅だ。ちなみに戸沢駅〜阿仁マタギ駅間にある一番長いトンネルは全長5,697mも続く。

秋田内陸縦貫鉄道の戸沢駅

桃「「車両の真ん中にいると、一番長いトンネルの通過中に10秒間だけトンネルの入り口と出口の両端が見えるスポットがあって、そこで願い事をすると叶うっていう言い伝えがあるんですよ」」

願いごとは届くみたいだけど、さて、auスマホの電波は無事届いている?

秋田内陸縦貫鉄道の戸沢駅でauの電波チェック
秋田内陸縦貫鉄道の戸沢駅 戸沢駅の看板(撮影:伊藤桃、機種:Xperia1)

ご覧の通り、「県内一てっぺんの駅」でもちゃんとauの電波は届いていた!

桃ちゃん、「阿仁マタギ」の気持ちに……

秋田内陸縦貫鉄道の阿仁マタギ駅

お次は阿仁マタギ駅。森吉山自然公園のなかでも渓谷や渓流が残る「奥阿仁」への玄関口として知られ、新緑や紅葉シーズンにはたくさんの人で賑わう。東北らしさを感じられる個性豊かな駅に贈られる東北の駅百選のひとつだ。

駅名にもなっている「マタギ」とは、クマやウサギなどを捕獲する技術を持った、いわばハンティングを生業とした人たちのこと。なかでも、秋田県の仙北や阿仁地方はマタギ文化の中心地でもあり、「阿仁マタギ」としてその名が知られ、今もマタギ文化が受け継がれている。

この阿仁マタギ駅周辺は、今にもツキノワグマが飛び出してきそうな場所ではあるが……。もちろん、きちんとauの電波がつながっていました!

秋田内陸縦貫鉄道の阿仁マタギ駅

すると、構内にあるマタギ像に近寄る桃ちゃん。「郷に入っては郷に従えってことで、列車が来るまでマタギ像の気持ちになってみます」

秋田内陸縦貫鉄道の阿仁マタギ駅

駅を降りると、休耕田が広がるのどかな光景が。おや、なにやらユニークなポーズをとっているかかし群が! 休耕田の持ち主が池で飼っているコイを守ろうとかかしを立てたのをきっかけに、2017年からは他地区からの住民も参加できるかかし祭りが開催中だったのだ(10月末で終了)。

開催期間中はかかしの人気コンテストが行われていて、訪れた観光客もかかしに割り振られた番号を構内にある投票用紙に記入して投票もできる。桃ちゃんのお気に入りは、エントリーナンバー13番。

秋田内陸縦貫鉄道の阿仁マタギ駅前のかかし

すかさず、かかしを撮影し、SNSにアップ。

桃「「去年、訪れたときも、沿線のかかしが気になっていたんですけど、今年も見ることができてうれしいです。マタギや野球選手、かかしのファミリーまで、衣装も個性がありますけど、ポーズからもキャラがわかっていいですね(笑)。ここのかかしはビジュアル的にパンチがあるものばかりで、SNSにアップするとフォローしてくれているみなさんの反応もいいんですよ」」

秋田内陸縦貫鉄道の阿仁マタギ駅前のかかし

駅の近くにある案内所には寄せ書きノートが置いてあり、昨年訪れたときに自分で書いたメッセージを見て「あー、これ私が書いたやつ!」と感動の対面。

ノートには「マタギ資料館」や「くまくま園」に行った人の感想や、人気アニメの聖地巡礼で訪れたと思われるファンの感想が書かれていた。

阿仁マタギ駅の鉄道ノート 昨年、伊藤桃が書いたコメント(撮影:伊藤桃、機種:Xperia1)

沿線一の秘境駅「岩野目(いわのめ)」駅で

次は沿線のなかでも乗客数が一番少なく、鉄道ファンのあいだでももっとも秘境度が高いといわれる「岩野目」駅へ。1日の平均利用乗客数は一桁台という、とても静かな駅だ。

秋田内陸縦貫鉄道の岩野目駅

列車を待つあいだ、ただ、鳥の声と風の音が聞こえるだけ。線路を振り返ると田んぼが広がり、どこかで焚き火をしているのだろう。ポツポツと煙があがっている。さ、さびしい……。

秋田内陸縦貫鉄道の岩野目駅の外観 岩野目駅の外観(撮影:伊藤桃、機種:Xperia1)

この日、昼間の気温は18℃だったが、日陰に入ると風が冷たい。「しばれる〜(寒い)」と、ついつい出身地の津軽弁が出る桃ちゃん。風に当たらないように駅舎に入ると……、

桃「「きゃーーー、カメムシィィィィ!」」

壁に張り付いていたのは大量のカメムシ! 写真の掲載は自粛しておきます。

桃「「そういえば阿仁マタギ駅で会ったおばあちゃんから『待合室の座布団の下に越冬するカメムシがいるから気をつけて』って教えてもらったんだった……。でもほら、auの電波はバッチリつながっていますよ!」」

秋田内陸縦貫鉄道の岩野目駅で電波をキャッチ

鉄道ファンが憧れる大又川橋梁からの絶景に大興奮

次は「笑内(おかしない)」駅から「萱草(かやくさ)」駅方面へ向かう道中にある大又川橋梁へ。観光シーズンは橋上で徐行運転をしてくれるので、車窓からは阿仁川渓谷の大パノラマが広がる撮影スポットだ。

桃「「列車の中からの景色も最高なんですけど、絶景の橋を渡る車両の佇まいは鉄道ファンには有名なんです! 鉄橋と並行して走る国道105号線の萱草大橋から撮影しましょう! あ、ガッタンゴットンが聞こえてきた!」」

萱草大橋から見た秋田内陸縦貫鉄道

山の間から一両目の車両が見えると「今日は平日だから通常は一両編成のはず…、いや二両かな!?え〜、三両だ!これはレアですよ〜!!」と桃ちゃんは大興奮。

桃「「列車から見ても、橋から見ても絶景でしたね。何度も見返したいから動画を撮っちゃいます(笑)」」

沿線最大の阿仁合駅に到着

桃「「次は2018年4月にリニューアルオープンした『阿仁合(あにあい)』駅です。2階建の駅舎は北緯40度地点にあることから、数字の4がモチーフになっています。ほら、数字の4を背中合わせにしたデザインになっているでしょ? だから、『しあわせの駅』とも呼ばれているんですよ」」

秋田内陸縦貫鉄道の阿仁合駅
秋田内陸縦貫鉄道の阿仁合駅の外観 阿仁合駅の外観(撮影:伊藤桃、機種:Xperia1)

桃「「実は阿仁合駅は初めて下車するんです。知人を通じて、あらかじめ職員さんにお話を伺いたいと約束してあります」」

迎えてくれたのは、秋田内陸縦貫鉄道 運輸部長兼運輸営業課長の齊藤伸一さんと総務企画課長の稲葉聡さん。

秋田内陸縦貫鉄道の齊藤伸一さんと稲葉聡さん 秋田内陸縦貫鉄道株式会社 運輸部長兼運輸営業課長の齊藤伸一さん(右)と総務企画課長の稲葉聡さん(左)

桃「「このホームはもしかして国鉄時代のままですか?」」

齊藤「「そうですね。だから、他の駅は2両分しかホームがないのですが、阿仁合駅は4両分まであります」」

桃「「え〜! どおりでレトロだと思いました」」

稲葉「「ホームの木柱や上屋(屋根)も当時のままですね。齊藤は阿仁合線時代からいるので、なんでも知っているんです」」

桃「「あそこにあるのはポイントを替える転てつ器ですか? あれも阿仁合線時代に使われていたものですか?」」

齊藤「「そのとおりです! お目が高いですね(笑)。国鉄時代からあるローカル線の転てつ器はみんな手動だったんですよ」」

秋田内陸縦貫鉄道の手動式の転てつ器 阿仁合駅の現役で使用されている手動式の転てつ器(撮影:伊藤桃、機種:Xperia1)

齊藤「「古いものですが、うちではまだまだ現役です。大雪が降っても除雪して毎日油を差しながら手動で使っています。絶対にレールの切り替えを間違えてはいけないので、今でも毎回緊張します」」

桃「「車両も、鉄道設備もみなさんが日頃から大切にケアしているからこそ、現役で活躍できるんですね」」

その後、急行列車の車内で沿線の見どころを案内したり、お土産販売などを行う鉄道アテンダントの畠本美登里さんと記念撮影。桃ちゃんと同じ東北出身だそうで、すぐに意気投合。

鉄道アテンダントの畠本美登里さん

桃「「駅構内では衣裳の無料貸出をしているんですよ。私もさっそく着替えてきました! エヘヘ、どうですか?」」

似合ってます! そしてそのまま、齊藤さんの案内で駅舎に隣接する『秋田内陸線資料館』へ。

桃「「館内には沿線の歴史がわかる資料やヘッドマーク、座席シートなどがたくさん展示されていて、鉄道ファン垂涎のお宝を間近に見ることができるんですよ」」

秋田内陸線資料館 館内の椅子として使用される実際に列車に使用されていたシート(撮影:伊藤桃、機種:Xperia1)
秋田内陸線資料館 手作りのヘッドマーク(撮影:伊藤桃、機種:Xperia1)

館内には、実際にマタギが暮らしていたという家の建材を移築したスペースも。秋田内陸縦貫鉄道の齊藤さんと熊と囲炉裏を囲んで、しばし近年急増している外国人客へのサービスの仕方や、地の利を生かしたさまざまなイベント列車についてなど、鉄道談義に花が咲く。

秋田内陸線資料館

お昼は齊藤さんにご紹介いただいた、駅からすぐ近くにある『ふれあいショップひまわり』にて遅めのランチタイム。地元の食材を使ったメニューを楽しめるお店だが、お昼時を過ぎていたこともあってか、「比内地鶏の親子丼」や「鍋焼きうどん」は大人気で売り切れ。そこで、桃ちゃんは「豚丼」をオーダー。

桃「「この『豚丼』、柔らかくておいしいです! 付け合わせの菊の花の酢の物やヤーコンの漬物も地元のものなんですって。サービスで出してくれたおでんもダシがよく染み込んでる!」」

阿仁合駅近くのふれあいショップひまわり
阿仁合駅近くのふれあいショップひまわり 阿仁合駅でランチ(撮影:伊藤桃、機種:Xperia1)

「秋田犬っこ列車」はギミックたっぷり

お腹がいっぱいになったところで、再び列車に乗車。国内外の観光客に人気が高く、秋田犬のイラストや写真が車内外にあしらわれた「秋田犬っこ列車」に乗ることができた。

秋田犬っこ列車

桃「「シートが秋田犬の柄になっています! かわいい〜! よく見ると別の動物が隠れていますね。どれが違うかわかりますか?」」

秋田犬っこ列車のシート 秋田犬の中に熊が…(撮影:伊藤桃、機種:Xperia1)
秋田犬っこ列車の撮影ポイント

桃「「これは人気の撮影ポイント。わんちゃんになりきってみました〜! SNS映えしますね、コレ」」

大ヒットアニメに登場した、感動のあのシーンを激写して送信

「小渕(こぶち)」駅を通過して、「前田南(まえだみなみ)」駅へ。ここは2016年公開され、大ヒットした映画のワンシーンに登場した駅のモデルになったと言われている場所。離れた場所に暮らす高校生の男女がひょんなことから体が入れ違うというストーリーのアレだ、アレ。その映画の外国人ファンも多く、訪れた当日も大きなカメラで撮影していた。

前田南駅 前田南駅で撮影する人たち(撮影:伊藤桃、機種:Xperia1)

桃「「私、アニメも好きなんです。スマホでどの場面か確認しましたが、この駅があの場面で出てくるところか〜! と感動しきりですよ。のどかでいい空気ですね」」

前田南駅

桃「「こういうレトロな踏切が鉄ヲタ心をくすぐるんですよ。ついつい写真を撮りたくなるんですよね」」

前田南駅 前田南駅近くの踏切にて(撮影:伊藤桃、機種:Xperia1)
前田南駅

写真をパチリ。アツイ気持ちのまま、すぐ友達にメールを送信。

桃「「次の阿仁前田(あにまえだ)駅は源泉掛け流しの温泉施設『クウィンス森吉』が併設されている、ちょっと珍しい駅なんですよ」」

阿仁前田駅に併設された源泉掛け流しの温泉施設「クウィンス森吉」

駅舎入り口には立派なオブジェが鎮座している。秋田内陸線の公式キャラクター「森吉のじゅうべぇ」の可愛らしさと、猛々しく咆哮するリアルなクマの温度差ったら! まるで温泉でしっかり体を温めたあと、水風呂に入る爽快感。

森吉のじゅうべぇ 森吉のじゅうべぇ(撮影:伊藤桃、機種:Xperia1)

「クウィンス森吉」には温泉に加えて宿泊施設もあるため、有人駅で駅舎も広い! でも、この時間帯の待合席には桃ちゃんがいるだけだった。晩秋の柔らかい日差しがほの温かい。

ローカルコンビニ「フライト」で名物グルメに舌鼓

再び列車に乗り「桂瀬(かつらせ)」駅を通過して、「米内沢(よないざわ)」駅にて下車。

桃「「ここから国道105号線を進んだところにあるローカルコンビニ『フライト』に行きましょう! 馬肉煮込みや比内地鶏のもつ煮込み、自家製のハンバーガーがおいしいみたいですよ」」

コンビニ「フライト」
コンビニ「フライト」の店内

桃「「ここでしか食べられない手作りのお惣菜ばかり! 友達にメールをしたら、羨ましがられちゃいました」」

コンビニ「フライト」のオリジナルバーガーともつ煮込み フライトのオリジナルバーガーともつ煮込み(撮影:伊藤桃、機種:Xperia1)
コンビニ「フライト」の店長と伊藤桃

店内の商品に釘付けになっていると、ちょうど品出しをしていた店長さんに遭遇!お時間をいただき、お店の歴史を伺いました。

桃「「このお店はいつからあるんですか?」」

店長「「22年前の1997年にオープンしました。もともとはドライブインだったのですが、時代の流れとともにコンビニに移行しました。地元でよく食べられる馬肉料理は近隣のお店から仕入れていますが、もつ煮込みやハンバーガーは自家製です」」

桃「「ハンバーガーは、ジューシーなパティにレタスやチーズが入っていてボリューミーでおいしかったです! 比内地鶏のもつ煮は甘辛い味噌味でお酒に合いそうでしたね」」

国道105号線の先には大館能代空港があり、地元の人だけでなく観光客にも人気の店なのだ。

ついに終点、鷹巣駅に到着

米内沢駅から6駅先の終点、鷹巣(鷹ノ巣駅)駅へ。あたりはすっかり暗くなってきた。

桃「「鷹巣駅はJR鷹ノ巣駅が隣接されていて、北秋田市の中心となる駅なんです。阿仁合駅と鷹巣駅は鉄道マニアとしても有名なカシオペアの向谷実さんが作曲した駅メロ(発車メロディ)を聞くことができます」」

鷹巣駅

桃「「もう旅は終わりですけど、名残惜しいのでもうひとつおすすめポイントに行きましょう! 場所がよくわからないので地図アプリでナビしますね」」

向かった場所は鷹巣駅から徒歩10分のところにある「米代児童公園」。こちらには、秋田内陸縦貫鉄道が国鉄阿仁合線だったころに活躍していた蒸気機関車「C11 372号」が展示されている。

鷹巣駅から「米代児童公園」へ

桃「「貴重な車両なんですが、運転室に入れるのが珍しいですね。この重厚感はロマンを感じますよ! すごくカッコイイです」」

米代児童公園の機関車内

鷹巣駅に戻って、記念に硬券(厚紙の切符)を購入。桃ちゃんは各地で硬券を買って集めているそうだ。「ちゃんと森吉のじゅうべぇのスタンプが押してあってうれしい!」と言いながら、いつまでも硬券を眺めていた。

鷹巣駅で切符を持つ伊藤桃

今回の旅は終了。auの電波はバッチリ届いていたのか!?

秋田内陸縦貫鉄道

日もとっぷり暮れ、朝から晩までかけて走行距離約94kmを旅したが、桃ちゃんのナビゲーションのおかげで地元の情報をたっぷり網羅する1日となった。

桃「「非日常を味わいたいなら、『秋田内陸縦貫鉄道』はおすすめですね! 鉄道ファンじゃなくても、リピート間違いなし! 車窓から見える紅葉は息を飲む美しさですし、これからは雪景色もきれいなので、また来たいです。田んぼだけじゃなく、山や谷も通るので、ダイナミックな自然の姿はカメラで撮影せずにはいられません。

あと、阿仁前田駅に隣接する『クウィンス森吉』のように、駅チカの温泉施設がたくさんあったり、駅のお土産売り場などでは地元の幸も楽しめますよ!」」

では、各駅で確認したauの電波状況はどうだった?

桃「「立ち寄った駅は、どの駅でもアンテナがフルで立っていました! 秋田内陸縦貫鉄道は1、2時間に1本しか運行がありません。沿線のほとんどは無人駅で、土地勘がなくてもつながっているからこそ今回も楽しいスポットを見つけることができました。また、旅先で見つけたものや“今、感じたこと”をSNSで発信することで、つながっているたくさんの人たちと共有できたのもよかったです!」」

というわけで、秋田内陸縦貫鉄道は桃ちゃんお墨付きの「auおすすめ秘境駅コース」に認定! 紅葉の次は、雪景色をまとった、また別の魅力を味わえることだろう。沿線には温泉もたくさんあるので、ぜひauのスマホ片手に出かけてみてはいかが?

伊藤桃

文:パンチ広沢
撮影:有坂政晴(STUH)

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