2019/08/14

| 更新

2020/03/18

2019年夏に TORQUE G04 が登場!G01からG04までタフネスの進化の歴史を振り返る

タフネスに磨きをかけた新作「TORQUE G04」登場!

auから2019年夏の新モデル「TORQUE G04」が登場。落下や衝撃など米国国防総省が定める耐久試験に準拠した比類なきタフネスを備え、スマホやケータイになによりも耐久性を求めるユーザーから支持されるTORQUEシリーズの新作だ。

au TORQUE G04 auの京セラ製スマートフォン「TORQUE G04」

この「TORQUE G04」は、これまでのTORQUEシリーズの基本コンセプトを受け継ぎながら、耐海水性能が水深約1.5m/30分から水深約2.0m/60分(水深約2.0mの海水に約60分沈めても本体内部に浸水することなく電話機の性能を保つ)へ、そして落下強度が高さ約1.8mから高さ約2.0m(高さ約2.0mから26方向の鉄板・コンクリートに落下させても壊れない)へアップするなど、そのタフネス性能をさらに強化。また、新たに鋼球落下(約100gの鋼球をディスプレイ面中央に落下させても壊れない)や温水シャワー(43℃以下の温水シャワーで水洗いが可能)などにも対応し、その優れた耐久性や堅牢性に磨きがかけられている。

au TORQUE G04のバンパー

ポリウレタンエラストマー製のバンパーを四隅に配置。落下時の衝撃を緩和する。

au TORQUE G04のディスプレイ

割れにくく鋼球落下試験もクリアしたディスプレイは、強化ガラスとアクリルスクリーンの二層構造。フチに配された剛性の高いリムが、たわみによるガラス割れを低減する。

au TORQUE G04のカメラ

カメラ性能も大幅に向上。手ブレや暗所に強い2,400万画素のアウトカメラと、135°スーパーワイドアングルカメラのダブルレンズにより、あらゆるシーンで高精細な撮影を可能にする。

au TORQUE G04の交換可能な着脱式バッテリー

電池パックは着脱可能。「予備と交換することで瞬時に満タンにしたい」というユーザーの声に応えたものだ。

au TORQUE G04のカラーバリエーション

カラーバリエーションは「ブルー」、「レッド」、「ブラック」の3色が用意される。

普段使いのなかで雨などの水濡れや、使用中の落下が気になる人はもちろん、ゴツゴツと荒れた岩場、標高が高く気圧の低い山頂、寒暖差が激しい雪山、水の流れの強い川や海、土ぼこりが舞う工事現場での使用を想定している人まで、どんな過酷な環境下でも安心してスマホを使いたいなら、これほどふさわしいモデルはないだろう。

TORQUEシリーズの進化の歴史を振り返る

振り返ると、初代「TORQUE G01」が誕生したのは2014年7月のこと。それ以降も後継モデルがリリースされ、フィーチャーフォンの「TORQUE X01」を含めると、最新の「TORQUE G04」で5代目になる。TORQUEシリーズのタフネス性能はどのような進化の過程を経て、現在に至るのか? 初代「TORQUE G01」から最新の「TORQUE G04」へと続くその歴史を紐解いてみよう。

【TORQUE G01】米国国防総省の耐久試験に準拠した圧倒的なタフネス(2014年7月発売)

TORQUE G01

「最強、現る。」というキャッチコピーととともに登場した初代TORQUE。米国国防総省の耐久試験「MIL-STD-810G」に準拠し、防水、防塵、耐衝撃、耐振動など11項目をクリアしたタフネスは、スマホに耐久性や堅牢性を求めるユーザーから熱烈に支持された。また、濡れた画面でのタッチ操作グローブ装着時のボタン操作にも対応したことで、雨天時でもストレスなくスマホを使いたいアウトドア愛好家や、スキーヤー、スノーボーダーからも歓迎された。

TORUQUE 当時のカタログより

【TORQUE G02】新たに耐海水や耐氷結に対応(2015年7月発売)

TORQUE G02

「TORQUE G01」で好評を博したタフネスがさらに進化。米国国防総省の耐久試験「MIL-STD-810G」の19項目に、京セラ独自の耐久試験2項目を加えた21項目に準拠した圧倒的な耐久性を誇る。耐衝撃性能をさらに向上させたほか、新たに耐氷結耐荷重、そして世界初となる耐海水にも対応。サーフィン、シュノーケリング、釣りなど、海が舞台のアクティビティを愛好するユーザーにもその裾野を広げた。

TORUQUE G02カタログ 当時のカタログより

【TORQUE X01】卓越したタフネスを備えた4G LTEケータイ(2017年2月発売)

TORQUE X01

「TORQUE」の4G LTEケータイ版として登場。防水、防塵、耐衝撃のほか、温度耐久、耐振動、耐氷結など、18項目の過酷な試験をクリアし、米国国防総省が定める耐久試験「MIL-STD-810G」に準拠。特に耐久性能を強化し、従来の約1.22mからラワン材(木の板)への落下強度を約1.8mに拡大し、さらに床材も鉄板・コンクリートへの落下試験もクリアした。

TORQUE X01カタログ 当時のカタログより

【TORQUE G03】落下強度をさらに高め、屋外利用における安心感を向上(2017年6月発売)

TORQUE G03

米国国防総省が定める耐久試験「MIL-STD-810G」の19項目と京セラ独自の耐海水試験・耐荷重試験の2項目を加えた21項目に準拠。新たに、約1.8mの鉄板・コンクリートへの耐落下の試験をクリアしたうえ、ガラスを強化するハイブリッド構造を採用。屋外での利用における安心感をさらに高めた。

TORQUE G03カタログ 当時のカタログより

【TORQUE G04】耐久性や堅牢性に磨きをかけた最新モデル(2019年8月30日発売予定)

TORQUE G04

そして2019年夏に登場するのが「TORQUE G04」。米国国防総省が定める耐久試験「MIL-STD-810G」の22項目および、鋼球落下、連続落下、温水シャワーなど京セラ独自の試験をクリアし、27項目に準拠。山、海、川、工事現場など過酷なフィールドでも安心して使うことができる、最新・最強のタフネススマホだ。

歴代 TORQUE比較表 歴代TORQUEシリーズのスマホ4機種のスペック表。クリックで全項目表示

※青色の部分は「TORQUE G04」で進化したポイント

上の表は歴代TORQUEシリーズのスマホ4機種のスペックをまとめたもの。これを見ればTORQUEのタフネスがいかにして進化を遂げてきたかがよくわかるだろう。

TORQUEがタフネスにこだわり続ける理由

以上、初代「TORQUE G01」から最新の「TORQUE G04」までの歩みを振り返ってきたが、なぜTORQUEはこれほどまでタフネスにこだわり続けるのか。TORQUEシリーズ開発におけるプロジェクトリーダーを務める京セラ・通信技術部の財津雅之さんはその理由をこう語る。

「TORQUEは代を重ねるごとにタフネスを進化させてきましたが、私たちは単に数値上の強度や耐久性を高めることにこだわっているわけではありません。大切なのは、お客さまの利用シーンに寄り添うこと。あらゆるフィールドにおいて、安心して使っていただきたい――それが私たちの目指すところであり、それを実現するためのタフネスなのです。最新の「TORQUE G04」に関しても、山や海といったアウドドアから、建設や警備などの仕事の現場まで、お使いいただくあらゆるシーンを想定したうえで、そのタフネスに磨きをかけています」

auのスマホ開発に携わるKDDI 商品企画本部・プロダクト企画部の渡部麻美は、auがTORQUEを展開し続ける意義を次のように語る。

「auではお客さまのニーズにあわせて多彩なスマホやケータイを取り揃えていますが、そのなかでもTORQUEはずっと愛用し続けてくださる熱烈なファンが多い人気モデルです。TORQUEがあるからこそauを使い続ける——そうおっしゃる方も少なくありません。最新のタフネススマホ「TORQUE G04」もそういったお客様に対して自信を持っておすすめできる魅力的な製品に仕上がっていますので、ぜひ注目していただきたいですね」

初代の誕生から5年。代を重ねるごとにタフネス性能を磨き上げてきたTORQUEだが、「あらゆるフィールドで、安心してスマホを使ってもらいたい」という熱い想いは最新の「TORQUE G04」にも着実に受け継がれている。

文:榎本一生
撮影:中田昌孝(STUH)

※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。