2019/06/28

急増する詐欺被害を防ぐ! auのセキュリティ対策「迷惑メッセージ・電話ブロック」

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宅配業者を装った詐称SMS(ショートメッセージサービス)が届いたことはないだろうか。近年、SMSを悪用した詐欺の被害が続出しているのだ。「迷惑メッセージを見分けることくらい簡単」と見くびってはいけない。最近は一見では見分けがつかない巧妙な手口も登場しており、その被害件数は増加の一途を辿っている。

宅配業者を装った詐称SMS

こうした迷惑SMSによる被害を防ぐ対策として、KDDIでは「迷惑メッセージ・電話ブロック」サービスを提供している。迷惑SMSを自動で検出・警告し、ユーザーを詐欺のリスクから守る。また、悪質な業者からの電話着信もシャットアウトしてくれる。

今回は、迷惑SMSや迷惑電話にうんざりしている人や対策したい人に向けて、「迷惑メッセージ・電話ブロック」サービスの機能や仕組み、使い方などを紹介しよう。

【目次】

特殊詐欺被害は深刻な社会問題に。架空請求詐欺の90%がスマホのSMS経由

架空請求詐欺、オレオレ詐欺、還付金詐欺など、相手と対面せずに電話やメールだけで実行される「特殊詐欺」の被害は深刻な社会問題であり、警察庁によると、平成30年の被害総額は363.9億円、被害認知件数は16,000件以上にのぼっている。

特殊詐欺の認知件数・被害額
架空請求詐欺の認知件数・被害額 出典:警察庁「特殊詐欺認知・検挙状況等(平成30年・確定値)について」

かつてはEメールで虚偽の請求が届くことが多かった架空請求詐欺だが、現在はSMSを利用した被害が多発している。KDDIが確認できている範囲では、スマホを使った架空請求詐欺の90%はSMSを通じて実行されているというのだ。

また、被害を訴えている年代は高齢者だけではなく、20〜40代が全体の3分の1を占めている。自分は大丈夫だと高をくくっていると、意外な落とし穴にハマりかねないのでしっかり注意したいところだ。

2018年(SMSが含まれるメール全般の)架空請求年代別被害状況 出典:警視庁「2018年(SMSが含まれるメール全般の)架空請求年代別被害状況」

なかでも近年、増えているのが「フィッシング詐欺」という手口。これは送信者を詐称したメッセージを送って偽のホームページや不正アプリに誘導し、クレジットカード番号やアカウント情報といった個人情報を入力させて盗み出す詐欺。彼らが名乗るのは誰でも利用したことがあるような宅配業者や金融業者、通信販売業者などの大手企業で、しかもリンク先のホームページも本物と瓜ふたつにつくられている。受信者は詐欺であることを疑うことなく、重要な情報をつい入力してしまうのだ。

こうして不正アプリをダウンロードしてしまったスマホは、ウイルスに感染し、新たな迷惑SMSの発信元にされてしまうケースもある。詐欺グループとしては乗っ取ったスマホの電話番号を使って、SMSを送ることができるというわけだ。手を替え、品を替え登場する新手の詐欺に惑わされないように、対策は不可欠だろう。

迷惑電話等の検出率は99%以上。「迷惑メッセージ・電話ブロック」の機能と仕組み

それらの対策のひとつが、KDDIの「迷惑メッセージ・電話ブロック」だ。このアプリを入れておくだけで、迷惑SMS・電話と思われる電話番号からの着信時に「迷惑電話番号データベース」と自動的に照合し、警告表示や迷惑フォルダへの振り分けを行ってくれる。その検出率は99%以上。auスマートパス会員向けのサービスだが、未加入者でも30日間は無料で体験できる。無料体験期間が終了したからといって自動で契約されることはなく、課金などの心配は無用だ。
※トビラシステムズ社調べ。

 

「迷惑電話番号データベース」は、迷惑電話対策のパイオニアとして高い実績をもつトビラシステムズ社が提供・管理している。警察・自治体からの情報提供や、同社が収集した600万件以上もの事業者電話番号データベースをもとにつくられており、日々最新の状態にアップデートされている。

また事業者電話番号データベースを利用することで、公共施設や企業など、自身のスマホの連絡先に登録していない電話番号でも着信時に事業者名が自動で表示されるので、知らない企業からの電話を避けたり、予約した病院やレストランからの着信も安心して受けられるようになる。

迷惑メッセージ・電話ブロックサービスのアプリをインストールしているAndroidとiPhone ※迷惑電話番号データベースの提供・管理はトビラシステムズ株式会社が行います。
※すべての迷惑電話および迷惑SMSを警告できるわけではありません。

セキュリティを強化して、安心安全なスマホライフを

「迷惑メッセージ・電話ブロック」サービスは、アプリをインストールして設定するだけで、迷惑メッセージへの警告やフォルダの振り分けを行ってくれる。利用するにはauスマートパス(372円/月)、またはauスマートパスプレミアム(499円/月)への加入が必要だが、現在は未加入者を対象にした30日間の無料期間も実施しているので、試してみてほしい。

また、auスマートパスにはほかにも、スマホの危険を払拭するさまざまなサービスが含まれている。たとえば、スマホを狙ったウイルスや不正アプリを対策する「ウイルスバスター for au」(Androidスマホ向け)は、前述のフィッシング詐欺などの防止も期待できる。こちらも30日間の無料期間が設けられているので、「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリと併せて体験することをおすすめしたい。

スマホで重要な個人情報を取り扱うことが多くなった時代。何気ない一通のメッセージにも、危険な罠は仕掛けられている。しっかりとセキュリティを強化し、安心安全なスマホライフを送ってほしい。なによりも、危険と感じられるようなメッセージ内のURLをタップしない、また不審なサイトには近づかないという日頃の心がけがもっとも重要だ。

iOS・Android別「迷惑メッセージ・電話ブロック」の利用開始方法

ここからは「迷惑メッセージ・電話ブロック」サービスを利用するための手順や設定などを紹介していく。AndroidスマホとiPhoneで仕様が異なるため、それぞれわけて解説したい。

・Androidでの初期設定方法

まずは「auスマートパス」からアプリをダウンロードしよう。
※「トビラフォンモバイル for au」を利用中の場合は、アプリの アップデートにより利用可能。

アプリを起動すると利用規約などが表示されるため、説明に合わせて進めていく。下の画面が表示され「はじめる」をタップすると初期設定が完了し、アプリのトップ画面が自動的に表示される。

迷惑メッセージ・電話ブロックアプリの設定画面 トップ画面

・iPhoneでの初期設定方法

まずは「App Store」からアプリをダウンロードしよう。
※「トビラフォンモバイル for au」を利用中の場合、新たに本アプリのダウンロードが必要です。

アプリを起動し、利用規約などを進めていくと、「設定が必要です」と表示されるので「OK」をタップ。

「迷惑メッセージ・電話ブロックアプリインストール後の表示

画面に「迷惑電話対策機能が設定されていません」と表示されていることを確認し、ホーム画面に戻る。

「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリのトップ画面

「設定」アプリを起動し、「電話」→「着信拒否設定と着信ID」とタップ。

iPhoneの「設定」アプリ

「迷惑メッセージ・電話ブロック」のバーをオンにし、画面を2つ戻る。

「設定」アプリの「着信拒否設定と着信ID」設定画面

再び「設定」の画面になったら「メッセージ」をタップ。

「設定」アプリの「メッセージ」設定画面

「不明な送信および迷惑メッセージ」をタップし、「迷惑メッセージ・電話ブロック」のバーをオンに。

「設定」アプリの「メッセージ」設定画面

迷惑メッセージフィルタを有効にするか聞かれるので、「有効にする」をタップ。これにより「迷惑メッセージ・電話ブロック」のバーがオンになる。

「設定」アプリの「メッセージ」設定画面

ホーム画面に戻り、「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリを再び起動。電話番号リストの更新を求められた場合は、「更新する」をタップ。

「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリ

更新がスタートするので、アプリを終了せずに待機を。更新が完了し、「迷惑電話対策機能が設定されています」と表示されたら、無事に初期設定も完了だ。

「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリの電話番号リスト更新画面

「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリの使い方

初期設定を済ませたら、ここからは実際の使い方を紹介しよう。こちらもAndroidスマホとiPhoneで仕様が異なるため、それぞれにわけて解説したい。

・Androidスマホの場合

まずはもっとも気になる迷惑メッセージの受信時だが、「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリをインストールしていると、このように「危険なメッセージの可能性あり」という警告が表示され一目瞭然なので、これは安心。

「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリの警告画面

危険な疑いのあるメッセージは、アプリ内の迷惑SMS履歴でも一覧できる。メッセージをタップし、内容を確認することも可能だ。通常のSMSアプリでも閲覧できるが、「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリ内で開いたメッセージはリンクをタップできない仕様になっている。万が一の誤操作で不正なURLを踏んでしまう危険もないので安心。

「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリの履歴画面

迷惑電話の着信時にも同様に、「迷惑電話の可能性あり」という警告が表示される。発信元がトビラシステムズ社のデータベースにある公共施設や企業なら、事業者名が表示される仕組みだ。

「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリの電話着信警告画面

危険な疑いのある着信は、アプリ内の迷惑電話履歴で一覧できる。アプリに登録されていない電話番号でも、タップすればトビラシステムズ社に共有する「情報登録」や個別の「迷惑番号登録」がすぐさま可能だ。「迷惑番号登録」を済ませれば、その番号から着信しても自動的に警告してくれる。また、心当たりのない電話番号を、ワンタップで「WEBで検索」できるのも便利。

「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリの着信履歴画面

なお、任意の電話番号を迷惑番号登録することもできる。アプリトップの「迷惑番号登録」をタップし、電話番号や相手の名前、受けた被害の種別などを保存しよう。「情報提供する」にチェックを入れれば、登録したデータはトビラシステムズ社に共有され、今後のセキュリティの強化に役立てられることになる。

「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリの迷惑番号登録画面

・iPhoneの場合

iPhoneの場合、迷惑SMSの受信時に警告は表示されない。その代わり、通常の「メッセージ」アプリ内に迷惑SMSフォルダが作成され、自動的に振り分けられる仕様になっている。

「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリの迷惑フォルダ画面

迷惑電話の着信時には、「迷惑電話の可能性あり」という警告を表示。この際、発信元がトビラシステムズ社のデータベースにある公共施設や企業なら、迷惑電話以外でも事業者名が表示される。なお、危険な疑いのある発信元は、着信履歴の画面にも迷惑電話の可能性のある番号として表示される。

「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリの警告画面

「迷惑メッセージ・電話ブロック」サービスのアプリを開始する手順は以上となる。詐称SMSや迷惑電話を防ぐための対策として、ぜひ活用してほしい。

※「トビラフォンモバイル for au」を利用中の場合は、アプリのアップデートにより利用可能です。 ※「トビラフォンモバイル for au」を利用中の場合は、新たに本アプリのダウンロードが必要です。

文:佐藤宇紘

※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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