2018/11/30

最上もがと、クリエイターたちのINFOBAR愛がアート作品に! 『Inspired by INFOBAR』始動

初代INFOBARから15年。ついに「INFOBAR xv」発売開始!

2002年に“デザインケータイ”という概念を生み出した「au Design project」が発足した翌年の2003年に発売が開始され、いまなお多くのファンがいる「INFOBAR」シリーズの最新作「INFOBAR xv」が11/29に発売された。

11/29に発売された「INFOBAR xv」。左から「NASUKON」「NISHIKIGOI」「CHERRY BERRY」の3種類

そのINFOBAR xvの発売を記念し、INFOBARファン自身が、INFOBARの魅力に突き動かされた想いを表現するプロジェクト「Inspired by INFOBAR」がスタート。そして今回、INFOBARファンのクリエイター3組が、INFOBARをモチーフとした作品を発表した。

INFOBARファンクリエイターの自由創作「Inspired by INFOBAR」

INFOBARファンクリエイターとして集まったのは、ファッションデザイナー小野原誠(おのもとなり)さん、フードデザイナーCRAZY KITCHENの皆さん、バルーンアーティスト神宮エミさん。そして作品モデルは、同じくINFOBARファンを公言しているタレント/モデルの最上もがさん。

それぞれが持つINFOBARとの思い出と、作品の特徴についてお話を伺った。

作品モデル 最上もがさん

まずは3つの作品のモデルを務めた、最上もがさんから。

実は以前TIME & SPACEの取材をしたときにも、2003年発売当時のINFOBARに憧れていたというエピソードを語ってくれたため、今回「Inspired by INFOBAR」への参加が実現した。

Q:INFOBARとのエピソードを教えてください。

最上:当時は、ぼくの一方的な片思いだったんです。すごくデザインが好きで、自分でも欲しかったんですけど、中学生でバイトもできないから買えなくて。だから、携帯屋さんでカタログをもらってきて、親の前で「これ、かわいい!」とか話したりして(笑)。

当時は、自分が芸能界に入るなんて思わなかったし、今も実感がない日々なんですけど、いまこうして憧れのINFOBARを自分なりに表現できて嬉しかったです。記憶の彼方からばーっと思い出されて懐かしかったし、良いものはちゃんとこうして続くんだなって。

最上:ちょうどINFOBAR xvが発表されたときって、ちょっとSNSと距離を置こうかなと思ってた時期で、スマホってついゲームしたりネット見たりしちゃうじゃないですか。だから、ぼくも普段はスマホだけど、寝室にはINFOBAR xvしか持っていかないとか、2台使いしてメリハリをつけるのもいいかなって思っているので、INFOBAR xvも買います。

Q:もがさんだったら、何色を選びますか?

最上:うーん、迷いますね……NASUKON? あ、でもやっぱりCHERRY BERRYかなぁ。携帯って自分の一部みたいになるから、すごく大切ですよね。

Q:今回「Inspired by INFOBAR」に参加して、いかがでしたか?

最上:ありがたいことに、本当に幅広くお仕事をさせてもらっていて、ファッション誌、グラビア、競馬にサッカー、将棋とか映画とか……いろんなことから刺激を受けるんですけど、どうあがいてもぼく、オタクなんだなぁ、って。自分らしいと思えるのはやっぱりゲームとかアニメとか、二次元のもの。この前も『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を観始めたら止まらなくて、心が揺さぶられて……。どうあがいても“パリピ”にはなれないんです(笑)

やっぱり、自分の好きなものって幼い頃からの積み重ねで決まってくるから、変えられないですよね。でも、いろんな仕事をするなかで、求められるからには説得力を出したいというか、めちゃくちゃ特訓して、「これも最上もがだ」って自信持てるくらいには、やってみたいなぁって。ウソはつきたくないじゃないですか。こうやってINFOBARを見ていると、初心のままでずっと突き進んでいくのもいいなって、勇気をもらえる気がしますね。

Q:もし、もがさんが作ったとしたら、INFOBARからどんな作品が生まれそうですか?

最上:ぼく、お花が好きなので、すべてを花で埋め尽くしたいですね。「NISHIKIGOI」なら、椿とか似合いそうじゃないですか。洋服も花柄にして。昔、生け花を習ってたんですけど、なかなか生ける機会がないので、花と組み合わせて何かを作りたいです。

プロフィール
最上もが
1989年2月25日生、東京都出身。ドラマや映画、バラエティ、ファッション誌などに出演し、マルチに活動中。血液型A型、身長162cm

ファッションデザイナー 小野原誠✕INFOBAR xv「NISHIKIGOI」

小野さんはINFOBAR xv「NISHIKIGOI」をモチーフにしたオリジナル・ドレスを制作。INFOBARの物理ボタンを思わせる立体的なデザインと、和傘を取り入れた和テイストが特徴的だ。

Q:INFOBARの好きなところ、そして作品でこだわったポイントを教えてください。

小野:INFOBARの初代機が出たとき、僕はイギリスへ留学したばかりだったので、日本でケータイは持っていなかったんですけど。一時帰国したときにはじめてINFOBARを見たときには引きこまれましたね。なんと言ってもカラーパレットが印象的で。

絶妙なバランス感覚で、それ自体がケータイであることを超えて、非常にファッション性の高いデザインだと思うんです。機能的で直線的な美しさを、いかにファッションに落としこむか……。身体に合わせる以上、曲線的な美しさを追求しなければならないので、平面を立体に起こしてから、また平面に落として、何度か組み直しながら調整していきました。

Q:確かに、直線美と曲線美を両立させるのは難しそうですね。

小野:カラーパレットの位置を1センチ上げ下げするだけでも違うんです。そこでイメージしたのは、イヴ・サンローランが1965年に発表した「モンドリアンルック」。当時新しい時代を提示したスタイルが、レトロフューチャーな質感を伴って今の僕らに訴えるものがある。それは時代に左右されないINFOBARの機能美に通じるところがあると考えました。

ただ、INFOBARのデザインをそのまま踏襲してカラーパレットを配置するのではなく、色の境界に黒のラインを入れることで、印象にメリハリをつけました。それから、衣装合わせで実際にもがさんに着ていただいて、いちばんキレイに見えるようなシルエットやパターンを細かく調整していきました。

プロフィール
小野原誠(おのもとなり)
1981年生まれ。2002年目白ファッション&アートカレッジ卒業。02年London College of Fashion Foundation(LCF)入学03年卒業、同年Royal College of Fine Art Antwerp(アントワープ王立芸術アカデミー)に入学する。在学中にロンドンのデザイナーBora Aksu氏に出会い中退。2004SSから2006AWまでのロンドンコレクションでの氏の作品制作に携わり、2006年帰国後motonari ono設立。一つ一つ丁寧に作りこむスタイルも得意としており、数々のアーティストの衣装デザインや、グラフィックデザイン、企業の制服デザイン等多岐に渡り活動している

フードデザイナー CRAZY KITCHEN✕INFOBAR xv「NASUKON」

「食時を、デザインする」というコンセプトで創意工夫に富んだオリジナルケータリングをしているCRAZY KITCHENは、INFOBAR xv「NASUKON」をモチーフにしたフードアートを制作。作品はすべて本物の食材で作られている。インタビューには、代表の土屋杏里さんと、アートディレクターの小泉麻里絵さんが答えてくれた。

Q:INFOBARにはどんな思い出がありますか?

小泉:高校生のとき、初代INFOBARの「ICHIMATSU」に“一目惚れ”したんです。「うわ、かっこいい!」って。親に頼み込んで機種変したんですよ。ちょうどデザイナーを志して美大を目指していた頃で、プロダクトデザイナーの深澤直人さんに憧れていたり、グッドデザイン賞の展示会へ足を運んだりしていました。

「みんなとは一味違うものを持つ」という決意が、自分にとってある種のアイデンティティになって、INFOBARがお守りみたいになっていた気がします。

Q:今回の作品は、INFOBARのどんなところにインスパイアされたんですか?

土屋:「茄子紺」というくらいなので、まさに食と縁のある色ではあるのですが、実は「青」ってあまり自然の食材には存在しないんです。青は食欲を抑制する色でもありますし、難しいといえば難しい。だからこそ、やりがいはあるなと思いました。

日本古来の色である茄子紺を踏襲して、実際のナスが持つ美しさを視覚的に引き出すことで、プロダクトとしての奥深さをまとったINFOBAR xvの良さが伝わる作品として表現できれば、と。

小泉:色はもちろんのこと、INFOBARのアイデンティティはやはり、モザイク。一から形作ってしまうとウソっぽくなってしまうので、ありふれた食事の中でモチーフを探しました。

私たちは今回、「実際に食べられるもので表現する」という制約をかけたんです。「食」って、根源的なものであり、瞬間的な欲求だと思うんです。普段、ケータリングで食事を届ける「食のプロ」として、そこは譲れないな、って。だから、撮影する瞬間にいちばん美しい状態を保てるように、時間や温度を逆算して作り上げました。食べ物はすべて生ものであり、命ですからね。

プロフィール
CRAZY KITCHEN
「食時を、デザインする。」をサービスコピーに活動する、オーダーメードのケータリングチーム。料理を届けるだけでなく、料理のまわりにある空間・時間・コミュニケーションまでも設計し、その日その場にしかない食の時間をプロデュースしている。そのため、CRAZY KITCHENへ依頼すると、料理がやってくるのではなく、世界観がまるごとやってくると言える。その他にも、イベントや記者会見、店舗でのフードディスプレイや、商業施設での野菜を使ったワークショップ、レストランや結婚式場へのメニューコンサルティングなど、活動の幅を広げている

バルーンアーティスト 神宮エミ✕INFOBAR xv「CHERRY BERRY」

神宮さんはINFOBAR xv「CHERRY BERRY」をモチーフにした不思議なバスタブを制作。バスルームのタイルのように3色の風船を敷き詰め、かわいいシャワーも付いている。

Q:INFOBARにまつわるエピソードを教えてください。

神宮:INFOBARは、ケータイで唯一と言っていいほど印象に残っているデザインです。高校生の頃に初めてケータイを持ったのですが、そのときは無難に、みんなと同じような二つ折りのタイプを使っていました。INFOBARは個性的な子たちが持っていて、憧れていたんです。

なので、INFOBAR xvの発売が決まったときに、私のバルーンで、あの⾊を使って新しい作品をつくってみたい! と強く思いました。

あと、この作品づくりをはじめてから、「昔INFOBARを使ってたよ」と教えてもらえる機会も増えたんですが、カメラマンやアーティスト活動をしている人など、個性的な人たちが多かったです。

私も「人を楽しませたい」「笑顔にさせたい」、という思いがベースにあるんですが、INFOBARにも、そんなマインドが共通しているような気がします。ケータイって毎日持ち歩くものなので、楽しくなるほうがいい。個性的なカラーが、持つ人の感性に働きかけていくのかなと考えたら、すごくワクワクしますね。

Q:今回はなぜバスタブなんでしょうか?

神宮:四角いボタンの組み合わせが、なんかお風呂のタイルっぽいな・・・とか、そういう視覚的なところからインスパイアされました。

私は作品づくりをするとき、まず色から決めていきます。どんな色を組み合わせたいか、それはどんな形に落とし込めば魅力的に見せられるか。INFOBARも色の組み合わせがとても特徴的なケータイなので、今回もそこからイメージを膨らませていきました。

Q:CHERRY BERRYの配色は、どんな印象でしたか?

神宮:CHERRY BERRYの組み合わせは、濃い赤紫が入ることで落ち着きがあって、可愛いイメージだけではないのが素敵だなと思います。この配色で作品づくりに挑戦できて表現の幅が広がったし、新しい世界が生まれたと思っています。

プロフィール
神宮エミ
1985年札幌生まれ。2012年役者を目指している中で、バルーンをつかったアルバイトに出会い、バルーンの一瞬で、人を笑顔にするパワーに魅了され、バルーンの道へ。2014年から大会にも出場し始め、今まで国内外で、数多くの賞を受賞。2018年1月にはラスベガスで行われたバルーンの全米大会ドレス部門で優勝。NYでの個展開催やファッションウィーク(NY・ロンドン・ミラノ・パリ)を巡る世界ツアーなど、海外でも自身の作品を発表している。色にこだわって製作をしていることが特徴で、バルーンのもともとある色ではなく、様々な方法で色を作り出して、バルーンの作品を制作している

まさに三者三様!それぞれのクリエイターが感じたINROBARのインスピレーションから、全く違う独創的なアイデアが生まれ、遊び心いっぱいの作品たちが完成した。

最初のお披露目の場となった作品の撮影スタジオは、まるでアートのグループ展や文化祭のような雰囲気に包まれていて、クリエイターたちがお互いの作品を見に行ったり、作品と一緒に記念撮影を楽しんだり。当日に参加したau Design projectの開発メンバーも交えて各所でINFOBAR談義が繰り広げられ、クリエイター同士で作品のポイントを紹介し合う場面も。

参加者たちのINFOBAR愛と、笑顔の溢れるイベントとなった。

完成した「NASUKON」のフードアートと一緒に記念撮影を楽しむ、CRAZY KITCHENチーム、フラワーアーティストのlogiチーム、そしてKDDIスタッフ。いい笑顔!

今回の作品やインタビューは、スペシャルサイトでじっくりと楽しむことができるので、是非ご覧いただきたい。

さて、実は皆さんにもこの「Inspired by INFOBAR」で生まれたアート作品を実際に見ていただいたり、一緒に撮影できるイベントや、さらには「Inspired by INFOBAR」に参加して楽しめるキャンペーンもある。

原宿で開催される“インスタ映え”の祭典に
バルーンアーティスト神宮エミさんがプロデュースした
INFOBARのフォトスポットが登場

VINYL MUSEUM(ビニール・ミュージアム)
2018.11.29〜12.12 OMOTESANDO BANK GALLERY
イベント詳細とチケット購入はこちらから


原宿VINYL MUSEUMに展示したフォトスポットを
KDDI直営店で期間限定展示

Inspired by INFOBAR au Shop Exhibition
2018.12.17〜12.24 au SHINJUKU
※2019年には全国へ拡大予定!

au SHINJUKU
東京都新宿区新宿3丁目25-1


あなたも「#INFOBAR_inspire」をつけて
INFOBARにインスパイアされた画像を撮ってみませんか?
InstagramやTwitterへ投稿された方の中から
抽選でレアなINFOBARグッズが当たる

「#INFOBAR_inspire」キャンペーン

もし、あなたもINFOBARのカラフルな世界にインスピレーションが湧いてきたら、「Inspired by INFOBAR」のキャンペーンに是非ご参加いただきたい。

※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。