2018/06/07
ハロプロ・こぶしファクトリーがマイケータイ談義 「ケータイがすぐ割れる呪いに…」
ケータイとハロプロの歴史を振り返る
1988年、IDO(当時)からショルダーフォンが発売され、auケータイの歴史は始まりました。緊急時にでも連絡が取れるツールとしてコミュニケーションのあり方を劇的に変え、また当時は社会的地位の高い人たちのステータス(?)としても認知されていました。それが、たった10年後には“若者のコミュニケーションツール”へと進化していったのです。
ちょうどその頃にハロー!プロジェクトが誕生。のちに日本アイドル界の中核をなす一大ムーブメントへと発展します。
2018年、ショルダーフォン登場から30年を迎えたauと、20周年を迎えたハロー!プロジェクトがコラボレーション。ケータイの進化の歴史を現役ハロプロメンバー総勢46名と振り返る「auハロプロケータイ図鑑」を公開しました。
そこで「TIME & SPACE」では、全6回にわたって各グループの「ケータイ座談会」をお届けします。「ケータイとわたし」をテーマに、みっちりお話し聞いてきました。
今回は、こぶしファクトリーの5人。早くも過去のauケータイが一覧できる「auケータイ図鑑」ウェブサイトを眺めながらテンションが上がります。
「わ! “しもしも〜”だ(笑)」と声を上げる和田桜子さんに、「ポケベルって、これより前なのかな?」と返す野村みな美さん。思い思いに昔のケータイを見ていく。
広瀬彩海さんがなにかに気づく。「へー……ハンディフォンミニモってあるんですね。なんかミニモニみたい(笑)」。「昔のケータイってボタンの押し心地が最高なんだよね!」というのは井上玲音さん。
そして神妙な顔で画面をスクロールさせていた浜浦彩乃さんが「あっ!」と声を挙げる。「これ私、使ってたヤツ!」
こぶしファクトリーのマイ・ファーストケータイ
――えーと、それって浜浦さんのファーストケータイですか?
浜浦「そうですそうです! 「K007」っていう機種のピンクでした。小学4年生でハロー!プロジェクトに入るタイミングで買ってもらいました。でも当時、小学校のお友だちもみんなケータイ持ってて、次の日の時間割確認とかメールでやりとりしてたんです。」
広瀬「私はファーストケータイでは親としか話さなかったなー。8歳のお誕生日にキッズ向けケータイを買ってもらったんですけど、当時「ダンスが週5・歌が週2」の日程でレッスンを受けていて、お迎えの電話をする必要があったんです。「家族以外と話すと料金がハネ上がる」って勝手に思い込んでいたんで、友だちには電話しませんでした。」
浜浦「(広瀬さんに)動くデコ絵文字とか超懐かしくない?」
広瀬「うん、友だちが送ってきてくれたかわいいデコメとか保存してね。」
野村「あーやったやった。で、メール送る時に使えるんだよね!」
一同「懐かしいねー。」
野村「私は最初mamorinoだったけど、小6でキラキラとイルミが出るガラケーに変えました。」
浜浦「あ、パタンって折った時に、裏側にキラキラ〜って。」
野村「そうそう。かわいかったなー。」
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●メンバーのスマホから
~浜浦彩乃~この写真は、去年の夏に妹と公園で遊んだ時の写真です。とっても暑い日だったので2人でアイスを買って写真を撮ろうと思い、空を背景にしたらとっても綺麗に撮れました!(浜浦彩乃)
――和田さんは?
和田「私は完全に「必要に迫られて……」っていうパターンです。小学校3年生ぐらいの時に下校したら、家族がたまたま留守で私も鍵を持っていなくて、泣きながら友だちの家に駆け込んだ事件がありまして(笑)。」
井上「私もそんな感じかな。6歳ぐらいの時から友だちと出かけるようになって。お祭りなんかに行く時に「お昼ごはん、ちゃんと食べた?」とか家族とメールのやり取りしてました。使っていたのは、普通の二つ折りのガラケーでしたね(手にしたケータイのボタンをポチポチ押しながら)。」
――井上さん、ボタンが好きなんですか?
井上「バレました?(笑) 完全にボタンフェチなんです。今でも古いケータイが2台、家に置いてあって、時々取り出してボタン押して楽しんでます(手にした古いケータイのボタンをなおも押しながら)。んっ、これもいいなあ(笑)。」
――さっきからずっと押してるそのケータイの押し心地はどうですか?
井上「ボタン1個1個が独立して沈むところが気持ちいいですね。内部でボタン同士がプレートでつながってしまっているのは、隣のボタンも同時に沈んじゃうからイマイチなんですよ! あと、カチッていう音がいいですね!」
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●メンバーのスマホから
~井上玲音~『tulle』の撮影の時に、控え室の照明が綺麗なので撮りました(井上玲音)
こぶしファクトリー、広瀬の「ケータイがすぐ割れる」呪い
――ケータイにまつわる事件みたいなことってありますか?
広瀬「私、すぐ画面割っちゃうんですよ。これまでの人生で、たぶん15回ぐらい割ったかな。」
浜浦「ウソ! ヤバくない?(笑)」
広瀬「ホント! ひどい時には1カ月に3回割ったことがあって。補償サービスに入ってたから、すぐに新しいのに交換してもらえたんだけど、それもまた割って。機種変してまた割って……。」
――落としちゃうんですか?
広瀬「そうなんです。私、手があんまり大きくないので、文字を打っていると安定しなくてすぐポロって……。とはいえ、不注意にもほどがあるし、3回目はさすがに換えられないから、お母さんにもすごく怒られて“そのまま使いなさい”って言われました。」
一同「(笑)。」
広瀬「割れてるからタッチパネルが操作できないんですよ。指でシュッてやっても全然動かない。で、充電端子のところにパソコン用のマウスを差して使ってました。」
――え、そんなことできるんですか?
広瀬「マウスをつなぐとカーソルが画面上に出てきて、画面をタップする代わりにクリックして入力するんです。」
野村「あー。やってたねー(笑)。」
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●メンバーのスマホから
~広瀬彩海~私の大好きな祖母の家の愛犬ティアレのベストショットです。抱き上げているふとした瞬間に撮った写真ですが、可愛すぎてついいろんな人に送りました(広瀬彩海)
――家ならまだしも、出先の場合、マウスはどうするんですか?
広瀬「荷物だったり、自分のおなかだったりでグリグリ(笑)。周りにすごくびっくりされました。その状態で何カ月か使っていたから、普通のタッチパネルに戻った時、むしろ使いにくくて(笑)。」
一同「(笑)。」
メンバーを襲うケータイトラブルあれこれ
浜浦「私は、去年のお正月に水没させちゃって。1月2日からコンサートだったので、しばらく使えない日々……。「スマホがないと、こんなに不便か!」って思い知りました。」
野村「水没にかけては、私はプロだよ(笑)。」
浜浦「そうなの?」
野村「うん! 私、今の生活のなかでいちばん自由になる時間はお風呂なのね。けっこう長いこと浸かってて、落ち着いてずーっと居られるのでケータイを持ち込んでブログとかも書いたりしてるんですけど……眠い時あるでしょ?」
一同「あるある。」
野村「それで、スマホを持ってバスタブで入力してるつもりなのに、いつの間にか寝ちゃって。「チャポン!」って音で目が覚めて「はっ!」って(笑)。」
和田「あー。」
野村「それで4回くらいバスタブに沈めたことがあるんですけど、ずっとセーフだったんですよ。」
和田「4回ってすごいねー!」
浜浦「防水のやつでしょ?」
野村「わかんない(笑)。でも「チャポン」ってなって、すぐに救出して慌てて拭いて、トントントントンってタオルの上で水切ったら、ちゃんと復活したんです。」
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●メンバーのスマホから
~野村みな美~夜、パンを作りたくなって、ホームベーカリーを使ってちぎりパンを作りました!(野村みな美)
和田「音おかしくなったりしないの?」
野村「ちょっとする(笑)。一瞬うがいしてるみたいな音がするんだけど、そのうちにちゃんと復活して。」
和田「よかったねー。」
野村「それで5回目に……。」
一同「5回目!? ご、5回目〜〜〜〜〜っ!!!!!!!!!!」
野村「さすがに電源入らなくなって、でも「これが普通だよな」って。落ち込みながら次の日に機種変しようと思ってショップに「水没して起動しないんですぅ〜」って持って行って、試しに電源入れたら動いた。」
――それはさすがに防水仕様だったんでしょうね。危ない場合もあるのでお風呂で使用する場合は確認してくださいね。
野村「はい気をつけます!」
井上「私のもけっこう不死身ですよ。落としてもなぜか割れないし、カバンに入れてても傷つかないし。(依然、手にした古いガラケーのボタンを押し続けながら)ケータイに関しては、私は平和な日々だなー。」
広瀬「私、カバンに入れてて割れたことあるよ!」
井上「落としかたが悪かったんじゃないの?」
広瀬「落としたんじゃなくて、カバンに入れて現場に着いて取り出したら「わ、割れてる!」って(泣)。」
野村「保護フィルムとかは?」
広瀬「あのね、ガラスの分厚いちゃんとした保護フィルム越しに割れるの。保護フィルム自体は無事なのに……。これ絶対やばいですよね。」
浜浦「ところでれいれい、ずーっとボタン押してない?」
井上「うん! んー、これ、ホントよいです(笑)。」
やってくるケータイの未来。どんなライフスタイルで楽しみ、どんなグループでいたいか
――さて突然ですが、ケータイはこれから5Gの時代がやってきます。今の10倍、多くの人やモノにつながることが可能で、早さも20倍になって、ネットの向こうとこっちでの遅延がほとんどないという、次世代のモバイルネットワークですね。そんな未来に、どんなグループになっていたいですか?
野村「私の今の目標は、この5人で単独ホール公演をやりたいと思っています。そのためにできることはどんどんやっていきたいと思います。」
広瀬「5Gは「SATOYAMA & SATOUMIへ行こう 2018」のイベントの時にけっこう学びましたよ。で、思ったのは「5G」の「5」ってこぶしファクトリーの「5」だなって。」
一同「なるほどー。」
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●メンバーのスマホから
~和田桜子~ラジオでルービックキューブに挑戦することになったのでお家で練習してたら一面揃えられたので撮影しました!!(和田桜子)
広瀬「5Gはすごく速くて多接続ということなので……こぶしファクトリーも、これまで以上の速さで世の中と一緒に進んでいって、みなさんと多接続したいです。これまで以上の多くの方々に知ってもらって、関わりを持てるようなグループになっていきたいと思います。」
浜浦「私の理想の未来像は「なんでもできるアイドルになること」ですね。このまま一所懸命頑張っていけば、「カッコ良さ」「かわいさ」「面白さ」のすべてを兼ね備えたアイドルになれると思っているんです。だから、こぶしファクトリーは、いわば「アイドル界におけるアーティスト」みたいな存在になっていきたいと思います。」
和田「私、和田桜子は頭の回転が遅いと思ってるんです(笑)。握手会とかファンの方々と接する、限られた短い時間で、せっかく来てくださったみなさんとどれだけちゃんとコミュニケーションできるか。そこを目標にしていきたいですね。たとえば「お昼、なに食べたの?」って聞かれても、「えーっとえーっと」って言ってるうちに握手の時間が終わっちゃうんです。そこは和田桜子も5G化したいです! 5Gみたいに、すごいスピードで受け答えできるアイドルを目指します!」
井上「私は5Gの「多接続」みたいにボイスパーカッションとかハモリとか、いろいろなことに関わりを持って挑戦しています。今はまだまだだけど、自分に自信を持ちたい! そうすれば堂々としたパフォーマンスにもつながると思うので、努力を怠ることなく、それを自信につなげられるように頑張っていきたいと思います!」
「auハロプロケータイ図鑑」ではハロー!プロジェクト全グループの撮り下ろしカット満載、今年の新モデルも含めたauケータイの一覧を見ることができますので、ぜひ楽しんでくださいね。
- こぶしファクトリー最新情報
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「こぶしファクトリーライブツアー2018~SHINE!こぶし魂!~」開催中。三浦海岸の「音霊 OTODAMA SEA STUDIO2018」で 8/22(水)に単独ライブ開催。詳しくはオフィシャルサイトをご確認ください。
- auハロプロケータイ図鑑プレゼント企画(7月2日まで)
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世界に1台! ハロプロメンバーのサイン入りのディスプレイカード付「INFOBARトランスフォーマー」を、ハロプロメンバー数と同じ46名様にプレゼント!
応募フォームに下記の合言葉をご記入の上、ご応募ください。
合言葉:スッペシャル!
- おもいでのケータイ教えてください!
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TIME & SPACEのコミュニティでは、auハロプロケータイ図鑑にちなみ、みなさんが今まで使ってきた中で、おもいでに残るケータイを募集しています。
文:武田篤典
撮影:瀬谷壮士
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