2016/12/26

【やってみて!】ポケGOだけじゃない、ARの最新事例を紹介します

ゲームやカメラアプリなど、スマホを使ったAR(Augmented Reality, 拡張現実)が増えている。「拡張現実」と聞くと難しい印象を受けるが、簡単にいうと、カメラで撮影した現実の映像のうえに、画像やテキストなどの情報を付加する技術。今年大ヒットした「Pokémon GO」もARを利用したゲームなので、意識しないままARを使ったことのある人も多いだろう。

このARは、PR・広告ツールとしても広く活用されている。KDDIでも「SATCH VIEWER」というアプリをリリースし、さまざまなキャンペーンを行っているのだ。では、ARを使うとどんなことができるのか? 現在開催中の事例を見てみよう。

※本記事内で紹介する画像にSATCH VIEWERのカメラを向けると、AR機能を体験できます(SATCH VIEWER内のサービスは終了する可能性があります)

<手順>

SATCH VIEWERをダウンロード

②「いますぐSCAN」で各画像を読み込む

③AR体験!

【事例1】ぬりえが3Dになって浮かび上がる

「特別展 古代ギリシャ 時空を超えた旅」

※SATCH VIEWERをかざして!

2016年12月23日から神戸市立博物館で開催されている「特別展 古代ギリシャ」(2017年4月2日に終了予定)。同展の公式サイトからぬりえの台紙をダウンロードし、色を塗ってSATCH VIEWERのカメラをかざすと絵が立体になって浮かび上がってくる。

また、公式サイトやパンフレットに掲載されている作品にカメラを向けると、立体画像と作品解説が表示される。作品ページに隠れている4つのお宝を集めると、スペシャルフォトフレームや割引券などのプレゼントも。こういったスタンプラリーのような体験型イベントは、ARとの相性がいいようだ。

【事例2】ポスターの中の人が動き出す

映画『ミュージアム』

※SATCH VIEWERをかざして!

上の画像は、公開中の映画『ミュージアム』とコラボし、全国のパルコで順次展示されている「動く!ARパネル展in PARCO」の特設パネルだ。このパネル(上の画像でも可)にSATCHのカメラを向けると、写真が動画になって動き出し、パネル上に映画のワンシーンが表示されたり、まわりからキャラクターが現れたり・・・・・・。街頭ポスターなどの印刷物も、ARアプリと組み合わせるだけでサイネージ広告のように映像や音声を付け加えることができるのだ。

【事例3】カレンダーの写真に解説者が現れる

2017年版「KDDI企業カレンダー」

※SATCH VIEWERをかざして!

毎年、世界の風景写真を掲載している「KDDIカレンダー」も、2017年版はSATCH VIEWERと連動したAR機能を搭載。上の写真は、1月のカレンダーに使われているミャンマー連邦共和国の日の出。その下は、2月に使われている南極・スノーヒル島の写真だ。これらの写真をARカメラで映すと、写真が撮られた土地にゆかりのあるKDDI社員が現れ、風景の見どころや現地でのKDDIの取り組みを語るというコメンタリーがつく。

また、一般向けに販売しているものではないが、KDDIが通信用の海底ケーブル保護を周知するために漁業関係者や関係団体へ配布しているカレンダーも、2017年版はAR仕様。カレンダーの写真にSATCHのカメラを向けると、水着のお姉さんが話しかけてくるのだ。たとえるなら、グラビア写真のうえにイメージビデオが乗っかっているようなもの。これくらい色気があると、ARのありがたみも実感してもらえそうだ。

文:T&S編集部

※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。