TS すぐやる部

2017/05/01

お江戸な気分でゆる散歩。「伊能忠敬の歩数計」アプリが意外と楽しい

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早いものでもう5月ですね。満開の桜はしとやかに花びらを落とし、冷たく吹いていた風もすっかり穏やかになりました。

寒くもなく、暑くもない、そう、散歩に最適な季節。

「健康のため」「愛犬のため」「出会いのため」と、ウォーキングの目的はさまざまですが、なにごとも継続することが重要。ということで今回は、いつもの散歩がさらに楽しくなるアプリを初夏の便りにお届けします。「ゆるぶら日本一周 伊能忠敬の歩数計」です。

だれもが知る「歩く偉人」がアプリに

「ゆるぶら日本一周 伊能忠敬の歩数計」は、株式会社リトルライトがリリースした伊能忠敬の日本踏破をほんのり体験できるiOSアプリ(無料)です。iPhoneのHealthKitの歩数データと連動して、蓄積された歩数により都道府県を順々に巡っていき、最終的にはアプリ内で日本を一周することができるというもの。

ゲーム要素が高いウォーキングアプリというわけではなく、ウォーキングに関するライフログが"ちょこっと"楽しくなるアプリのようです。

アプリを起動すると"ゆるぶら"という表現がぴったりの愛くるしい伊能忠敬がお出迎えしてくれます。

ニックネームと世代を入力して、江戸時代な雰囲気たっぷりのゆるぶらキャラクターのなかからひとつを選択。筆者はなんとなくカッパにしてみました。

まるで浮世絵のようなホーム画面に胸が躍ります。キャラクターは「今日の歩数」に応じて画面右側に移動していくシステム。

東京踏破からスタートで、まずは3万9,000歩が当面の目安というわけですね。右上の「今日の目標 13,000歩」というのは、伊能忠敬が日本地図を作るため17年間ものあいだ毎日歩き続けた距離なんだそうです。これを日々の目標にウォーキングするのも一興ですが、高すぎる目標は習慣化の妨げになりかねません。でも大丈夫。「ツラいな」と感じたら、設定からいつでも変更できます。

歩きたくなるアイデアがいっぱい

ウォーキングを続けて各都道府県を散歩していくと、踏破した地点が赤く染まり、ご当地豆知識を取得できます。こういう要素があると、収集欲が刺激されて毎日歩くのが楽しみになりそうです。

左/制覇イメージ 右/ご当地豆知識が得られる!

このほか、「履歴」から過去の歩数を見やすいグラフで確認できたり、「順位」で全国のゆるぶらウォーカー達と競うことができます。説明いらずの直感的な操作なので、散歩好きなおじいちゃんおばあちゃんも楽しめそう。

左/過去の歩数をグラフで確認 右/ゆるぶらウォーカーランキング

小江戸「栃木市 蔵の街」を散策

というわけで、さっそく体験してみたいと思います。「せっかくなら13,000歩を江戸情緒に浸って歩きたい」と考えた筆者は、埼玉県川越市、千葉県香取市と並び「小江戸」と称される栃木県栃木市に行ってきました。

アプリが正常に作動していることを確認して散策スタート!

賑わっている蔵の街大通りを抜けると、かつて舟運(しゅううん)で江戸と交易をしていた巴波川(うずまがわ)に出ました。川幅いっぱいに鯉のぼりがかけてあり、とっても風流。川辺には黒塗りの重厚な見世蔵や白壁の土蔵群が当時のまま現存しており、かつての繁栄ぶりが窺えます。

「伊能忠敬もここら辺歩いたのかしら」なんて遠い江戸時代に思いを馳せつつ、情緒ある街を散策するのは楽しいものです。

ふおお! 6,433歩! 目標のほぼ半分に到達!

ということで、ご褒美にお団子やご当地アイスを食べながらウォーキング続行。伊能忠敬ぶん歩けばカロリーチャラになりますよね? 大変おいしくいただきました。

その後も歴史と文化の調和した蔵の街に癒されながら2時間ほどぶらぶら。足腰にそれなりの倦怠感を覚え、そろそろかなーなんてアプリを開くと・・・・・・。

キターッ! ほぼドンピシャ! カッパ君も右側まで進めて嬉しそう。泳ぐ方が絶対楽なのに歩いてくれてありがとうね。

アプリを使ってみて気づいたこと

アプリを使って歩いてみて思ったのは、「ラフな気持ちで楽しめる」ということ。キャラクターがなんとなく一緒に歩いてくれているような気分になることや、自分の体力に合った歩数目標を自由に設定できることなどから、スマホについている歩数計機能よりもモチベーションは上がります。

構えることなく、日々のウォーキングを"ゆるく、長く"楽しみたい人にはもってこいのアプリですよ!

文:木内 一

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